「距離の壁」を1/f揺らぎで調べてみた
よく「100kmの壁」といわれるように、距離の壁というのがあります。実際に存在するのかどうか、自分の走行記録で調べてみました。
◆利用したのは「1/fゆらぎ」という方法。
まぁ、要するに
- 頻度(N)と
- 強度(なんでもOK、ここでは距離)を
- 対数グラフにプロットすると
- 右下がりの直線になる。はず。
ふむ、それらしいグラフができた。
150km以下では、ほぼ直線。
確かに1/fゆらぎが観察される。
で、150km以上で横ばい。
これは「距離の壁」に違いない。
でも、本当だろうか?
◆過去についても調べてみよう
過去4ヶ月ずつの走行距離の1/fゆらぎについて調べてみた。
順調に距離を伸ばしているのが見て取れる。もっとも最近になって、伸びが少なくなっている感じはある。
また最初のころは、一番左側、つまり一番長い距離が「ぴょん」と飛び上がっているのに比べ、最近は距離が長いほうが平らになってきている。
特に2008年12月までは、100km以上と、それ以下で線が分離している。いかにも、頑張って100km走ってますという感じが出てる。それが2008年4月になると全体的にスムーズになってきている。
一番直線に近いのが2009年4月のグラフ。この4ヵ月後には150kmで頭打ちになっている。150kmをなかなか超えられない、という感じがする。
面白いと思ったのは距離の短いほう。
最初のころから20km以下でガクンとグラフが下がっている。やはり1時間しか乗れないと思うと出発しないという心理があるのは確か。
それが最近は40kmにもカクンと下がるようになった。出発しないのか、1時間30分ぐらい走ると、つい余計に30分ぐらい走るのか。どちらにしても、最低でも40km以上は走らないと物足りないのでしょう。
◆自分にとって150kmの壁は?
何が150kmの壁になっているのだろう?
- お尻の痛み。
結構大きかったが、アリオネで解決した。 - 体力。特に登り。
長距離行くと山が多くなる。で、失速というのは多い。 - 時間。
朝10時出発とかもあるからなぁ。
夕方までに帰ろうと思うと、距離に上限が出てくる。
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