2009年9月13日日曜日

「距離の壁」を1/f揺らぎで調べてみた

よく「100kmの壁」といわれるように、距離の壁というのがあります。実際に存在するのかどうか、自分の走行記録で調べてみました。

◆利用したのは「1/fゆらぎ」という方法。

まぁ、要するに

  • 頻度(N)と
  • 強度(なんでもOK、ここでは距離)を
  • 対数グラフにプロットすると
  • 右下がりの直線になる。はず。
早速、走行距離を全部並べて、ソートして大きい順から1,2,3と番号つけて、対数グラフにプロットしてみたのが右図。

ふむ、それらしいグラフができた。

150km以下では、ほぼ直線。
確かに1/fゆらぎが観察される。

で、150km以上で横ばい。

これは「距離の壁」に違いない。

でも、本当だろうか?



◆過去についても調べてみよう

過去4ヶ月ずつの走行距離の1/fゆらぎについて調べてみた。

順調に距離を伸ばしているのが見て取れる。もっとも最近になって、伸びが少なくなっている感じはある。

また最初のころは、一番左側、つまり一番長い距離が「ぴょん」と飛び上がっているのに比べ、最近は距離が長いほうが平らになってきている。

特に2008年12月までは、100km以上と、それ以下で線が分離している。いかにも、頑張って100km走ってますという感じが出てる。それが2008年4月になると全体的にスムーズになってきている。

一番直線に近いのが2009年4月のグラフ。この4ヵ月後には150kmで頭打ちになっている。150kmをなかなか超えられない、という感じがする。

面白いと思ったのは距離の短いほう。
最初のころから20km以下でガクンとグラフが下がっている。やはり1時間しか乗れないと思うと出発しないという心理があるのは確か。

それが最近は40kmにもカクンと下がるようになった。出発しないのか、1時間30分ぐらい走ると、つい余計に30分ぐらい走るのか。どちらにしても、最低でも40km以上は走らないと物足りないのでしょう。

◆自分にとって150kmの壁は?

何が150kmの壁になっているのだろう?
  • お尻の痛み。
    結構大きかったが、アリオネで解決した。
  • 体力。特に登り。
    長距離行くと山が多くなる。で、失速というのは多い。
  • 時間。
    朝10時出発とかもあるからなぁ。
    夕方までに帰ろうと思うと、距離に上限が出てくる。
腰が治れば、ぼちぼち200kmを目指すことにします。

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