2010年3月24日水曜日

コンコーニテスト#3、いい感じのグラフになりました

先の三連休の最終日、コンコーニテスト第三回目を実施。
結果は、きれいなグラフが出来ました。

コンコーニテスト#3の結果

さすがに3回目ともなると、測定にも慣れてきたようで、結果もきれいなグラフが出てきて満足するものでした(右グラフ)。

ポイントはアップの仕方のようです。約20分のアップで、心拍数をしっかりと上げます。今回は150まで上げてみました。ちなみに前回は心拍数135程度まで、その代わり長い時間アップしたのでした。それとアップが終わったら、しっかりと休むこと。ついでに50ワットという低い出力から始めたのがよかったのかな?


ちなみに、前回の隣にあるエアロバイクで測定。違う会社のバイクです。

グラフを逆さまにしてみる

どうもワット×心拍数だと感覚的に合わないので、逆にしたグラフを作りました(下グラフ)。

ぱっと見て、
  1. 心拍数130以下で出力が10ワット以上増えている。
  2. 心拍数135~155の範囲で、2月28日の結果とほぼ一致している。
  3. 心拍数160で出力が「ピッ」と増えている。
な辺りが目に付くところでしょうか。

心拍数130以下の件は、残念ながら決して出力が10ワット増えたわけでなく、単にアップの仕方が上手になったからと思います。一方、心拍数135~155で前回と結果がほぼ一致しているので、エアロバイクによる測定誤差は意外と少ないと思いました。

で、今回一番の発見が心拍数160あたりの出力の増加です。

増加心拍数のグラフから

最後に心拍数と「増加心拍数」のグラフを下に示します。

前のエントリーで計算したのとほぼ同じグラフですが、縦軸を逆数にしました。つまり、「出力を1ワット増やすのに必要な心拍数の増加分」です。この値が低いほど出力を上げても心拍数が上がりません。

  • 心拍数が低いときが一番「増加心拍数」が低くて、有酸素運動の効率がよいことをうかがわせます。が、心拍数が上がると、じわじわと「増加心拍数」も上がってゆきます。
  • 心拍数130あたりで増加がストップ。
    この辺りで「嫌気性の運動回路」が発動し始めたのでしょうか?
    この辺を狙ってLSDをすると効率がよさそうです。
  • で、今回は心拍数160で、「増加心拍数」が劇的に減少
    前回に比べて随分と早く減少が始まっています。実際に漕いでいる感覚でも違いが分かりました。今回の測定はすごく楽だったのです。最後の出力170ワットの測定の際、前回が心拍数が168拍で息も絶え絶え、今回は163拍で余裕でした。これなら180ワットも測定すればよかったと、後悔しています。

この一ヶ月、延々とLSDばかりやってたので、
LSDの効果が見れたと考えられます。

当者比で最大出力10ワットぐらい上がったのだから、うれしいです。ま、単に調子がよかっただけかもしれませんが。

一方、一般的に練習を重ねると変曲点(AT値といわれる)は最大心拍数へ近づいてゆくと思ってたのに、まったく逆の挙動を示しています。そして、こんなに楽になるなら変曲点は低いほどいいじゃないの?と思うのです。

そもそも、心拍数160の変曲点って、何なのでしょう?
何故曲がるのでしょうね?俗に言う「LT」「VOT」なのかも知れませんが、自分のような初心者の場合、まったく別の律速段階があるのかもしれません。

体の中で何が起きてるのだろう?
こんなことを考え始めると、面白くて仕方ありません。

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