Are we there, yet?
いよいよ風邪も治りそうだ。
でも、そう思ったのも3回目。
今度こそ、4度目の正直で治って欲しいなぁ。
で、ず~っと走ってないと体も心もなまってしまう。
なんだか100km走るなんて、面倒くさそうだ。
【右写真は鎌倉八幡宮前。2008年6月のこと。】
そうなるとロングライドって何が楽しいのか分からなくなってきた。
たとえば片道50km走って鎌倉に到着して、10分もいないで帰りの50kmを走り始める。行った先で買い物をするでも、おいしいものを食べるでもなく。
そんな話を妻としていて、
ふと、アメリカに住んでいたころを思い出した。
例に漏れず、僕もドライブが好きになった。
1ヶ月も走ってないと、無性にドライブに出たくなる。
ドライブって、実に退屈な作業だと思う。
特にあの国は広い。
延々と続くハイウェイや、走っても走っても景色の変わらない国道を、何時間も狭い車にこもってるのだ。まさに
「Are we there, yet?」
なわけです。
でも、何も変わらないと思ってた景色も、小さな変化の予兆がある。で、気がつくと草原が森になっていたり、シエラネバダの山肌が見えたり、砂漠が出現したりして、ドライブはいいなぁと思うのである。
ロングライドも、似たようなところがある。
走っている間は、ボーっとしている。
正確にはハンドルや路面状況に気が向いていて、ほかに何も考えられない。
じりじりとしながら、少しずつ目標に近づくのが好きなのかもしれない。
一瞬、禅みたいかもしれないと思った。
#なんて、禅とかよく知らないので、思っただけです。
#風邪引いて、変なこと考えるようになっただけです。
2 件のコメント:
odapさん、こんばんは!
ロングライドはなぜ楽しいのか?
私の場合は、”自分が生きていることの確かな実感を得られるから”でしょうか。
仕事に追われ、家族に尽くし、自分の存在感が希薄になりがちな毎日。
けれども、峠道を、心臓が口から飛び出しそうになりながら、ヒイヒイと登っているとき、この地球上を這いずり回って生きている自分の存在を、確かに実感できるように思うのです。
なかなか哲学的になってきましたねえ(^^;)
権兵衛狸さん、こんにちは。
うむむ、痛みのポジティブフィードバック現象とでも言うのでしょうか?
必ずしも痛みじゃないかもしれないですが、ロングライドの後は何かを達成した感じがすごくします。
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