2007年11月27日火曜日

レイズ号・改造まとめ

今年の一月にロードバイク欲しい病にかかってから、少しずつ改造を加えたポイント・レイズ号。ひとまず改造は一段落。いつの間にか自転車に名前がついている・・・

00年?月 購入時に
     バーエンドバー
     アジャスタブル・ステム
05年4月 サドル交換      ~ 7000円
     ブレーキシュー交換  ~ 2000円?
     タイヤ交換      ~ 4000円?
07年6月 シートポスト交換   ~ 4000円
07年8月 新ホイール      ~35000円
07年8月 SPDペダル       ~ 5000円
     計          ~57000円

単にパーツを交換しただけなので、改造というとちょっと恥ずかしい気がする。カスタマイズも違うだろうし。改良?改善?

計算上はシートポストで320グラム、ホイールで140グラム以上、合計460グラム以上の軽量化ができたはず。体重計で実測した結果、旧10.9kgから現10.4kgの約500グラムの減量を達成、計算とほぼ一致した。後400グラムで10kgを切るなと一瞬思ったが、その資金は次のロードに回そう。

元が10万円の自転車が、今は15万円にグレードアップ。実際、乗り心地はかなりよくなったと思う。必要を感じたところを改造したので、どれも満足だった。じっくりと効果を確認しながらひとつずつ交換していったので、楽しかったが、こうして一覧にまとめ てみると「意外と少ない」感じ。
にほんブログ村 自転車ブログ クロスバイクへ

2007年11月21日水曜日

SPD(PD-A530)の使い心地

なんとなく気が進まなかったビンディングペダル。
なるしまフレンドの立川新店のオープン日にふらりとよってみると、おや、PD-A530があるじゃないですか。で、衝動(?)買い。シューズも買って、SPDでビンディングデビューと相成りました。

それが8月24日の話。そのときにブログに書いておけば、もっとアクセスが伸びただろうに…

ホイールも交換したし次は・・・と思ってたとはいえ、足を固定するので立ちゴケしそうだし、自由を奪われるようで何となく気乗りしなかった。雑誌には筋肉を30%余計に使えるとか、坂が楽になるとか、すごい話が書いてあるけど本当かしらんと思っていた。

買ったばかりのSPDとシューズを履いて、家の周りを走ってみた。足が固定されてるので、何も考えなくてもペダルをぐるぐる回せる。それ以上は、よく分からない。

そのあと2ヶ月近く走った感想は、
 -走りが30%速くなるわけではない、
 -斜度30%の坂が登れるわけではない、
 -でも30%長く走れる気がする。

明らかに疲れが減った。
坂でも前に比べて1~2段大きなギアで登れている。同じく発進時のギアが一段低くなった。俗に言う「くるくると回す」ペダリングがしやすいためか、踏まなくなったからではないかと思っている。まぁ引き足ができてるかどうか、いまだによく分からないけど。今やビンディング無しで自転車に乗ると違和感があるぐらい。

さて、大人気らしいPD-A530について、今のところ特に不満がない?という感じ。
平らな面が上に来るとビンディングがはまらないのだけど、もう一周待てば半周するとビンディング面が上になってくるので、簡単にはめられる。最近は信号待ちの後など、最初からビンディング面が上に来るようになった。慣れの問題のようです。ビンディングしか使わないのであれば最初から……と考え無いようにしてますが。

SPDシューズは便利でした。一度だけ仕事に履いていったところ、気がついたのは自転車乗りの一人だけ(他の人は妙な靴ぐらいに思ってたのかも・・・)。ちょっと写真を撮りに歩く時とか、SPDは微妙に便利に感じます。ま、次はSPD-SLとかにしてみたいと思ってますが。

実を言うと、最初はTIMEとか言ってました。膝が痛くなることが多いので、膝に優しいと評判のTIMEのペダルを使ってみようかなと。TIME使いの友人に聞いたら、「コスパ悪いよ」と一言。まずはSPDぐらいを使って、それで膝が痛ければTIMEにすれば?と極く真っ当な意見を言われた次第です。

立ちゴケはしますね~。
もう歳なので平衡感覚がなくなってきてるのかも。昔、ぎっくり腰した後から、ちょっと高所恐怖症になりました。前は感じなかった高さでも、腰がスーッと寒くなります。

にほんブログ村 自転車ブログ クロスバイクへ

[追記:街中を走るときにビンディングから足をはずしたまま、ペダルをこげるので便利と思いました。]

2007年11月15日木曜日

手組みホイールに交換

いよいよ改造の本命、ホイールの交換。

注文したのは手組みホイールで、リムはMavic Open Pro、ハブがDeore XT、スポークは国産の14番、タイヤはPanaracerのTourer 26C。おそらく、かなり普通な組み合わせ。

スポークの数は32本。
何本がいい?ときかれたけど、決め手が分からない。キャンピング用具など重い荷物を運ばなければ32本がお勧め、というので32本に。

ということで、新旧のパーツを一覧にしてみました。
やっぱり重さが気になる。パーツの合計を計算すると、まぁ150gぐらいは軽くなっただろう。しかも影響の大きい外周、リムで130gも軽くなるので、これは期待が膨らむ。


重量差
ハブDeore
(530g)
Deore XT
(520g)
-10g
リムMavic T221
(490g x 2)
Mavic Open Pro
(425g x 2)
-130g
スポーク?36本日本製?32本-?g
タイヤMitsuboshi
Cruiseline 28C
Panaracer
Tourer 26C
-?g


で、実際に走った印象は…

走り出して10メートル、最初の印象がブレーキの利きがめちゃくちゃ良くなったことだった。調整してもらったからか、Open Proの精度がいいからか、両方かな?

残念だったのは、漕ぎ出しが軽いとか軽快という印象がなかったこと。
これはタイヤが原因かもしれない。今の自転車で不満なところが疲れること。乗り心地を重視してTourer 26Cを選んだのだけど、考えてみたら最近2時間以上走らないことが多い。これなら軽快さを重視ししてタイヤを選べばよかったと、ちょっと後悔している。

その代わり、スピードに乗ったときの安定感が良くなった。細かい振動がなくなって、しっとりと走ってくれる。なにより路面のでこぼこがスムーズに感じられて、スピードを出しても不安感がなくなった。

もっと言うと、ホイールを換えただけなのに、
自転車が高級になった
感じがする。
今までに比べれば高いが(3万5千円ぐらい)、それだけの価値があったと思う。

さらに、走行ログから新旧のホイールを比較してみる。
  日付   距離  平均速度
 2007年09月 33.8km 25.2km/hr ←新ホイール※
 2007年08月 44.0km 25.0km/hr ←新ホイール
 2007年07月 11.4km 24.3km/hr
 2007年06月 19.3km 21.2km/hr
 2007年05月 24.0km 23.0km/hr
 2007年05月 30.9km 23.2km/hr
平均速度25km台がでるようになりました。ちなみに、全てログは多摩サイを南下したとき。7月のログは11kmと短いため、6月のログ19kmはシートポストをチェックしながらなので、比較対象からはず。すると、5月のころに比べて平均が23km→25kmにアップしたことになる。(ちなみに※印はペダルをPD-A530に変えた後の数字。)

やっぱり新ホイールのおかげ?

かなり信憑性が低そうな解析だが、素直に2kmアップはうれしい。こういうときに、マイコースがあると比較が便利なんだろうな。

【追記】
レイズ号改造のまとめのページがあります。
にほんブログ村 自転車ブログ クロスバイクへ

2007年11月8日木曜日

サスペンション・シートポスト交換

ポイント・レイズにはサスペンション・シートポストがついていた【右】。少々の段差も気にならず、結構快適で気に入っていたのだけれど…

あるとき、サドルがふらついて気になるようになった。低速で曲がるときに突然お尻がガクンと動く。いや、まっすぐ走っているときでも、まるでお尻が浮いてるようで定まらない。

実は買った時からサドルが左右にぶれるのは気がついていたが、気になるほどではなかった。経年変化でブレが大きくなったのかもしれないが、タイミングとしてはサドルを後退させてから。昔は、どーんとサドルの上から体重をかけてたので動きを感じなかったのが、フォームが変わって動きが大きくなったのかもしれない。

理由は分からないが、買い替えたい。
そして、一度はカーボン素材を試してみたいと、なるしまフレンドに向かった。少し前の6月のはじめごろの話。

何故か少しおどおどしつつ、店長さんを捕まえて、カーボン・シートポストがあるか聞いてみた。

店長さん:「パイは分かりますか?

パ・パイって? あ、直径か。
え~と、確か直径27.0mmと刻印があったな。

えっ、φ27.0はないな~
と即答で返ってきた。

通販で調べたときもφ27.2ばかりだったので、もしやと思っていたが… その後府中のワイズにいったが、同じ状況で、カーボンはもちろんφ27.0mmのシートポストすら在庫になかった。

結局、手ぶらで帰ってきて、ネットでBBB社のBSP-01、φ27.0mm、長さ250mmmのアルミのシートポストを購入した【下】。どうやらφ27.0はMTBでは比較的ポピュラーらしく、もっともMTB用といっても単に長いだけ(大体350mm)らしく、実用的な問題はないという話。

 
【写真左:上がBBB、下がサスペンションシートのBUM】
【写真右:右がBBB、左がBUM。BBBには2本のボルトが】

さっそく重さを測ってみた。古いのはBUMという名前だった。
 BUM:550g
 BBB:220g

おぉ、わずか4千円で330グラムの軽量化!
持った感じもだんぜん軽い。これは次に乗るときが楽しみだ。もうひとつの違いがサドルのつけ方で、一本締めから2本締めに変わった。単に2つのねじで、サドルを前後から固定するだけなのだが、これがしっかりと締まる。角度も調整しやすいし、ずれにくそうだ。

でも、届いた日には来客が、次の日は仕事に追われと、こういうときにすぐに乗れないのはお約束だ。
で実際に走った印象は・・・

≫硬い。がっちりしている。
乗ったとたん、お尻の感触が硬い。
同じサドルのはずなのにとちょっとびっくり。なるほどサスペンションが効果的なのがよく分かった。ただし、お尻の痛さ今までと同じ。

≫乗り心地は悪くない。
少し走ってみると、やはり硬くて、ごつごつする。
多少は乗り心地が悪くなったが、心配していた突き上げのようなショックはなかったので問題なし。路上のでこぼこがはっきり分かるようになった。これなら、まったく問題ない。

≫曲がりで安定する。
低速の不安定な感じが一切なくなった。手放しで走ってみると非常に簡単にコントロールできる。ちょっと体重をかければ、右に左にと曲がれる。低速でカーブを曲がるときも、お尻に体重を乗せたまま曲がれるようになった。スピードつけて曲がる場合なんかも、安定している。新しいシートポストにしてよかったと思う。

≫走りが変わった。
いや、速くなったとかはないのだけど。でもペダリングで力の入り方が違う。どういうことかというと……

ペダリングすると上下に跳ねる。

ちょっと力強くペダリングをすると、体が上下に跳ねてお尻がサドルにぶつかる。どうやら下手なペダリングでもサスペンションが上下動を上手に吸収してたみたい。「回す」ペダリングを心がけると、上下動がなくなってスムーズに走れるようだ。

≫結論は・・・
交換して満足でした。値段も安かったし。サスペンションの「ふにゃふにゃ」した感触がなくなったので、ペダリングも含めてキチンと走らないといけない気になるのがよかったかも。

【追記】
レイズ号の改造のまとめのページを作りました。
にほんブログ村 自転車ブログ クロスバイクへ

2007年11月2日金曜日

今更ながらサイコン

サイクル・コンピューター、略してサイコン。サイクロ・コンピューターとも言うらしい。

雑誌を読むと、ぜひ購入しろと書いてある。今年の1月に僕を「ロードバイク欲しい病」に罹患させた友人も、サイコンは面白いよと勧めてた。のだけど、正直に言うと半信半疑だった。
サイコンつけて何が楽しいんだろう?


結局この2月になって、やっとサイコンを購入してみた。ベーシックな機能で手ごろな値段、ワイアレスで取り付けが簡単なCATEYEのCC-MC100Wをチョイス。

走った距離とスピードが分かる。
たったそれだけのことなのに、走るのがすごく楽しくなった。
すまん、疑って悪かった。

なぜかと考えてみたところ、距離が分かると安心するのが大きそうだ。

地図を見れば大体の距離の見当はつくのだけど、ちょっとサイコンを見れば数字として出てると気分的にぜんぜん違う。
 そして走った距離がわかると、帰りの心配をしなくなった。まだ~kmしか走ってないから、まだ大丈夫だ。もう~~kmも走ったから、もうちょっとしたら帰ろうかな、など。そうなると距離も伸びて、今まで行かなかったところまで走るようになった。

距離が正確に出ると、励みになるのも大きい。前回より今日はもうちょっと頑張ろう、とか。ログをつけて、走る距離の目標を立てて、ブログを書いてと、モチベーションもアップしたのも確か。

最初は距離が気になったが、次第にスピードも面白くなった。スピードを出して車道を走る方が楽なのですね。車の流れに乗って走ると気持ちがいい。いや、車がいないほうが気持ちがいいから、やっぱりスピードを出すのは楽しい。

最後は巡航速度。今は時速30kmを維持するのが目標。もちろん平地だけど。限られた時間でできるだけ遠くに行きたい。

次はケイデンス(ペダルの回転数のこと)と心拍を計ってみたと思う。案外サイコンが「ロードバイク欲しい病」の原因かもしれない。

にほんブログ村 自転車ブログ クロスバイクへ