2007年10月5日金曜日

立川市の祭り

国立市に引っ越してきた翌年(2005年)の夏。
すぐ横の立川市で夏祭りがあると聞いて、夕涼みがてら妻と二人で歩いて見に行った。我が家から西へと進むと、立川市内の羽衣町という街を通るのだけれど、びっくり。あの「ねぶた」がある!

それも1台や2台ではなく、10台ぐらいは出てるのではないだろうか?そして結構、大きい。西国立駅のすぐ横を通る広い通りを埋め尽くす、ねぶたと山車と見ながら、ビールを飲んで大満足。思ってた以上に明るくてきれいでした。

「すごかったね~」
「青森まで行かなくてすんだね~」
などと、どうでもいいことを話しながら、立川駅のほうまで歩くと、こちらは盆踊り大会になってました。




しかし、普通の盆踊りとは雰囲気が違う。非常に優雅で、物静かな踊りなのである。なんでも越中の「風のおわら」という有名な盆踊りとのこと。このあたりは妻が詳しい。こうやって静かに踊りながら、一晩中町の中を練り歩くらしい。立川の祭りでは煌々と明かりのついたところ踊るけれど、本物は真っ暗な町の中で踊る。踊っている姿から、本物の人たちが踊っている感じ。

しばらくすると、おわらが終わり、立川市の盆踊り大会へ変わった。延々と続く盆踊りの列が、立川駅の前を占拠する様子も、結構面白かった。

さて、お腹も空いたと見渡すと、夜店がほとんどないのに気がついた。しかたないので駅前の焼き鳥屋で夕食にすることにした。

「盛りだくさんのお祭りだけど、食べ物は少ないね」、
「そういえば、ねぶたはどうしたのだろう」、
「どこか行っちゃったねぇ」

後で分かったのですが、羽衣町のねぶた祭りと、立川市の夏祭りの、2つの祭りを一度に見たのでした。たまたま、その年は同じ日に開催していたようです。

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