2008年10月2日木曜日

フル・カーボンって、どう?

先の走行会での話です。
ある人から「フル・カーボンのロードバイクって、どう?」と聞かれました。

その人はアルミ+カーボンフォーク/シートステイのイタリア車を最近購入した人。フルカーボンのも検討したらしいのですが、(財務大臣との兼ね合いもあり)今のバイクを購入したとのこと。なので、フル・カーボンがどんな乗り心地か興味があるということです。

でも、「どう?」と聞かれると困ってしまう。

「いや、本当にいいバイクです。
 走るのが楽しくて仕方がありません。
 今のところ不満まったく無し、です。」

なんの返答にもなってませんね。

前のクロスで時速30kmで走ると、
「もうこのぐらいでいいんじゃない?」と自転車が言ってる気がする。

でもロードバイクで時速30kmで走っても、
「加速しなくていいの?」と言われている気がするんですね。

これは何かひとつの性能が飛びぬけているというより、全ての性能が少しずつよいので、安心して走れるからと思います。

う~ん、カーボンの話になってない・・・
じゃぁ、


前のクロスはフルアルミ。で、50kmも走ると、腕から足まで、例えようの無い疲れが残りました。これが世に言う振動吸収性の悪いアルミが原因に違いないと思ってます。

実は古いGiantのTCRとOCRに試乗したことがあります。両方ともフルアルミのロードバイクでした。乗り心地は、ずばり僕のクロスバイク。ガチガチと道路の振動が手に来ます。あぁ、同じだなぁと思った覚えがあります。

一方、フルカーボンのロードバイクで50km走っても、もちろん疲れますが、その疲れは運動からくる疲れ(へたれとも言う)であり、決して振動などという正体不明な原因によるものではない気がします。
練習しなくちゃ、と思わせる疲れです。

やはりカーボンバックにカーボンフォークのロードバイクとの比較になってません。結局、じっくり乗り比べないと分からないですよね。

結局、フル・カーボンに比べ振動吸収性は多少悪いかもしれないけど、その代わりにキビキビ走るんじゃない?と雑誌のコピーのような感じで話がまとめました。(歯痒い・・・)

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